行政書士 マルケン事務所
090-1126-9432
特別な許可も要らないので、だれでも気軽にペットシッターをできるのは確かです。動物好き
な人にとっては、趣味と実益を兼ねた時間の有効利用にもなりえます。
しかし、ちょっと待ってください。
まず、お客さんの留守宅に訪問してペットを預かったり、家のの合鍵を預かったりするわけで
すから、仕事の責任は重く、互いの信頼関係を築かねばなりません。
また、何をするにもそうですが、トラブルとは常に隣りあわせだということをしっかりと認識して
ください。
例えば・・・
●飼主の家でペットシッターをしている間にペットが・・・
・怪我をした
・病気になってしまった
・ドアを開けたとき、逃げてしまった
・家具を壊した
●散歩をさせている時にペットが・・・
・怪我をした
・ロープが切れて、逃げてしまった
・道に落ちている異物を食べた
・交通事故に遭った
・他人に噛みついてしまった
などなど
ペットシッターをあまりに安易に捉えていると、思わぬトラブルに巻き込まれることがありま
す。また、契約書を取り交わしていないケースでは、トラブルがこじれる可能性が高くなります。
ドッグウォーカーを業としてある程度大々的にやる際はもちろんのこと、週に1度のペットシッ
ターでも、お互いの取り決めを書面にしておくことは大切だと思います。トラブル回避・予防法 務という観点を持っていただきたいと思います。
最近では、法律に関する意識が高まっていたこともあり、契約書を交わす方が増えて来まし
た。しかし、内容の不備が原因で、それがトラブルになるケースも出て来ています。契約書の 条項の内容・文言に不備があると、その条項が無効になることもありますので、注意が必要で す。
契約書の作成:5万4000円(税込)〜
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