インターネットのオンラインショップに並ぶかわいいペット！

どれもこれも、愛くるしい眼差しを未来の飼い主に向けています。

「よし、これ気に入った！」ということで、ワンクリックで買い物カゴに入れてませんか？

　インターネットは大変便利なものですが、その利便性の裏には、大きなリスクが潜んでいるこ
とを忘れてはなりません。

　また、ショップにおける対面販売でも、気をつけるべきことはたくさんあります。

まずは、どんなトラブルが多いか、見てみましょう。

　＜トラブルの事例＞

−ペットそのものに関する問題−

●５０万円で購入したペットが、１週間で死んでしまった・・・

●インターネットのオークションで競り落としたが、写真と感じが違う・・・

　・毛並みが違う

　・色が違う

　・写真よりも痩せていて、栄養状態がよくないみたいだ

　・写真よりもかなり大きい

●耳ダニがいた・・・

●皮膚病に罹っていた・・・

●先天性の病気が発症した・・・

−ペットショップ・ブリーダーとのトラブル−

●治療費を要求したが拒否された

●契約書には、「購入後、ショップは一切責任を負わない」とある

●売買契約書がない

●何度も電話をしたら、「クレーマー」だと言われた

などなど、枚挙にいとまがありません。

では、どーすればいいのか！

　　↓

　　↓

　　↓

　　↓

　　↓

　　↓

　　↓

　　↓

　　↓

＜対処方法＞

ポイント１

インターネットは、お店探しのために使う。

　インターネットのオンラインショッピングやオークションで、実物を見ないでペットを購入するの
はリスクが大きいです。

　送られてきたペットが、写真と違うじゃないか！というケースは結構あります。

また、例えば、北海道のブリーダーから購入して、南の地域に空輸してもらう（逆もまたしかり）
というのも、仔犬にとっては負担が大きいです。

　体調を崩してもおかしくないですからね。

　インターネットは、「ペット探し」ではなく、「お店探し」で活用しましょう。

自分が行ける範囲のショップやブリーダーを探すのです。

　写真を見て購入して、空輸で届けてもらう・・・絶対に避けたい購入方法です。

ポイント２

実際に、お店や飼養現場に行くことの様々なメリット

　実際、お店に行きますよね。これは、ホントに大きな大きなメリットがあります。

まず、ペットを見ますよね。健康状態、毛並み、顔つき、歩き方などなど。

まあ、基本と言えますね。

　次に、お店の人やブリーダーに会いますね。なんかあった時に、いろいろとアドバイスを乞う
たりするわけですから、やはり感じが良い方がいいに決まってます。

　それから、一番重要なこと。

それは、ショップ内なり、飼養場の衛生状態を見ることです。

　トラブル事例にもありました耳ダニがいたとか、皮膚病に罹っていたとか・・・

これらは、ひとえに、飼育されている場所の衛生状態が劣悪だからなのです。

　実際、ブリーダーの中には、多頭飼育を行っており、きめ細かい世話をしていない者もいま
す。糞尿なども垂れ流しで、インターネットのショップにアップする写真だけはきれいな状況で写
す。だから、写真だけを信用するのは、危険です。

　

　ブリーダーの所に行きたいと言って、それを渋る業者（あるいは、別の場所で会いましょうと
いう業者）は、ほぼ劣悪な環境で飼育していると考えていいでしょう。

　

　現場を見たら、到底購入しようとは思わないはずです。

　お店や飼養現場に足を運ぶのは、大変重要なことなのです。

ポイント３

売買契約書を確認しよう！

　買う前に、必ず確認させてもらいましょう。

文字が小さくて読みにくくても我慢我慢！

これは非常に大切なことなんですよ。

＜チェックポイント＞

・病気になった場合の対処方法、治療費負担について。

・購入直後に何らかの問題があった場合の、ショップの責任。

・返品・返金について

などなど。

その内容で、ショップの姿勢がわかります。

それから、消費者契約法については、こちら